国指定重要文化財 大橋家住宅

国指定重要文化財 大橋家住宅

Ohashi House

 

「大橋家住宅」は倉敷独特の美しい町家建築で重要文化財に指定されています。街道に面して長屋を建て、その内側に前庭を隔てて主屋を構えた建物の配置が特色で、主要な出入り口がその長屋を貫くように作られています。 主屋は入母屋造(いりもやづくり)で本瓦葺き、屋根裏に部屋と厨子(ずし)を設けた重層の建物が主体で、1階に倉敷格子、2階に倉敷窓を備えています。米蔵・内蔵は土蔵造りで『なまこ壁』を備えていて、東には平屋建ての座敷もあり、簡素ですが趣のある倉敷独特の美しい町家建築です。
大橋家は江戸後期の倉敷で,塩田・新田開発によって財をなした大地主で,大原家と共に「新禄」と呼ばれる新興勢力を形成し、栄華を極めていました。
「大橋家住宅」からは大橋家の格式の高い品格溢れる生活様式と当時の「新禄」の繁栄がいかに華やかであったかを伺い知ることができるでしょう。

住所
9:00~17:00(4月~10月の土曜日は18 : 00まで)
電話番号
086-422-0007
開館時間
9:00~17:00(4月~10月の土曜日は18 : 00まで)
 
 

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